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李登輝さんの「代理」が芭蕉記念館に

熱心に説明を聞く台湾の国会議員達わが江東区に庵を結んだ松尾芭蕉翁のファンで有名なのが、隣国台湾の李登輝前総統。
私は2年前、台湾まで遠征して、直接李登輝さんに芭蕉記念館をぜひ訪ねて下さるようお願いに伺いました。(カルシウム通信23号)
その後も密かに様々な方面に働きかけたところ、実は昨年李登輝さんが日本を訪問されるという話が持ち上がった時、芭蕉記念館にいらっしゃるかも…という所までこぎ着きました。


しかしご本人の体調不良のために、訪日そのものが取りやめとなり、関係者一同ガッカリしたことがありました。
ところが蒔かれた種はしっかり根を生やしていたのです。今年の9月19日、李登輝さんの正式な代理ではありませんが、台湾の立法委員、官僚、研究者など20名のご一行が芭蕉記念館を訪問されました。
皆さんは李登輝さんを精神的な支柱とする台湾の与党の国会議員たちで、国際会議に出席するために来日。ジャーナリストの櫻井よしこさんや石破茂元防衛庁長官との熱心な議論を重ね、いよいよ帰国となる前日、わずかな日程を調整して、江東区にいらっしゃいました。
当日ご一行をご案内させて頂いてビックリ!
と言いますのも、芭蕉記念館はさほど大きい展示施設ではありません。お国を代表するような偉い方々がいらして退屈されるのではないかなどと、正直心配していたのです。
予想は嬉しくも裏切られました。直筆資料を食い入るように見詰めるばかりか、奥の細道の地図を指さし、興奮気味になるほどです。
皆さんの余りの熱心ぶりと、専門的な質問に、当日説明して下さった職員も力が入った熱弁を振るわれ、30分程度の滞在予定を延長して、小一時間の視察となりました。
いらした方の中には、芭蕉翁について詳しい方も多いようで、余りご存じなさそうな方に熱心にご説明されているのにもまた驚きでした。
帰りには記念スタンプを押し、また皆さんにとってもお宝らしい芭蕉記念館グッズを沢山お買い求め頂きました。
外国の方にも、私たちの偉大な先輩と、江戸町人文化は魅力的に写るようで、江東区民としての誇らしさを感じた一日でした。
なお当日の模様が区の広報課のご尽力で、9月22日付東京新聞で報じられました。

9月22日付東京新聞